上海ディズニーの広さ・大きさはどれくらい?快適な回り方も解説

上海ディズニーに興味を持ち「上海ディズニーの広さや大きさ」について検索された方は、そのスケール感や施設の充実度について詳しく知りたいのではないでしょうか?実際、上海ディズニーは日本のディズニーパークと比べても圧倒的な広さを誇り、その規模は東京ディズニーランドの約1.8倍とも言われています。
この記事では、上海ディズニーは世界で何番目のディズニーランドなのかといった基本情報から、アトラクション一覧やチケットの種類と価格、さらにはDPAの値段やスタンバイパスの使い方まで、初めて訪れる方にもわかりやすく丁寧に解説します。
また、上海ディズニーは何日あれば良いか滞在に必要な日数の目安や、訪問前に気になる「汚い」という口コミの真偽、2025年版の混雑予想など最新動向なども取り上げ、充実した旅行計画を立てるための参考になる情報をまとめています。
初めての上海ディズニーを最大限に楽しむために、ぜひこの記事をお役立てください!
- 上海ディズニーが東京の約2倍の広さであること
- 世界で6番目に開業したディズニーパークであること
- 広大な敷地を効率よく回るための回り方や滞在日数の目安
- 人気アトラクションや施設の充実度とその特徴
上海ディズニーの広さ・大きさはどれくらい?
- 上海ディズニーは日本の何倍の広さ?
- 上海ディズニーは世界で何番目のディズニーランド?
- チケット情報と価格
- アトラクション一覧まとめ
- 上海ディズニーは汚いって本当?
上海ディズニーは日本の何倍の広さ?

上海ディズニーリゾートの広さは、東京ディズニーリゾートと比べてもかなり大規模です。東京ディズニーランドの面積は約51haほどですが、上海ディズニーランドはそれを大きく上回り、およそ91haの敷地を持っています。単純に比べると、東京ディズニーリゾートの約1.8倍近い広さに相当します。
なぜこれほど大規模な敷地を確保したのかというと、中国の急速な都市開発や人口規模、そして訪問者数の多さを見越した上での設計が背景にあります。中国国内だけでなくアジア全体からの集客を視野に入れており、大人数を収容できるパーク構成が求められたのです。
例えば、パークの中心に位置する「ミッキーアベニュー」は、パレードの通行を考慮して広く設計されており、東京ディズニーランドのワールドバザールと比べても余裕のある空間となっています。また、「トロン・ライトサイクル・パワーラン」などの大型アトラクションは、広い敷地がなければ設置できない構造になっています。
ただし、広さが魅力である反面、移動時間が長くなりやすいというデメリットもあります。効率よく回るには、事前にルートを計画し、アプリなどで待ち時間を確認しながら行動することが重要です。
上海ディズニーは世界で何番目のディズニーランド?
上海ディズニーランドは、世界で6番目に開業したディズニーパークです。開業日は2016年6月16日で、アジアでは東京(1983年)、香港(2005年)に次いで3番目のディズニーリゾートとなります。
これを正確に整理すると、ディズニーランドの開業順は以下のようになります。
- カリフォルニアのアナハイム(1955年)
- フロリダのウォルト・ディズニー・ワールド(1971年)
- 東京ディズニーランド(1983年)
- パリ(1992年)
- 香港(2005年)
- 上海(2016年)
このような開発順序は、各国の経済成長や市場の需要と密接に関係しています。特に中国市場の急成長を見越して、ディズニー社が満を持して進出したプロジェクトが上海ディズニーです。
また、上海ディズニーは従来のパークとは異なる要素も取り入れており、中国文化を尊重したデザインやショーの構成が多く見られます。これは、現地の文化に根ざした体験を重視するという方針によるものです。
他のディズニーパークと比べると、伝統的な「メインストリートUSA」が「ミッキーアベニュー」として独自の形式になっていたり、アトラクションも最新技術が活用されている点が特徴的です。
チケット情報と価格

上海ディズニーランドのチケット料金は、時期や曜日によって異なる「変動制」を採用しています。これは、東京ディズニーリゾートでも導入が進められている方式で、混雑が予想される日やイベント開催時には料金が高くなる仕組みです。
標準的な1デーチケットの価格は、大人で平日なら約475元(約10,000円)、ピーク時は約599元(約12,000円)程度となります。子ども料金やシニア料金も用意されており、年齢や身長に応じて割引が適用されるケースがあります。
この価格は、他のディズニーパークと比較しても標準的な水準です。例えば、東京ディズニーランドの平日チケットは大人で約8,900円前後からとなっており、上海との価格差は為替レートによって変動しますが、大きな違いはありません。
加えて、2デーチケットや年間パスポートも販売されており、頻繁に訪れる予定がある方にとってはお得です。年間パスには「パール」「ジェイド」「ダイヤモンド」など複数のランクが用意されており、それぞれ利用可能日や特典が異なります。
ただし、購入の際には注意点もあります。公式サイトや正規販売代理店を通じて購入することが推奨されており、非公式なサイトでは価格が不当に高い場合や、チケットの無効化リスクも存在します。
さらに、入場には実名登録が必要で、購入時にパスポート番号などの個人情報を入力する必要があります。これは不正転売やセキュリティ強化のために導入されている仕組みです。
チケット購入は、訪問日の2〜4週間前を目安に手配しておくと安心です。特に中国の大型連休や国慶節の時期は、チケットが早期に売り切れることもあるため、早めの行動が肝心です。

アトラクション一覧まとめ

上海ディズニーランドには、ディズニーパークの中でも特に革新的なアトラクションが多数そろっています。訪れる前に主なアトラクションを把握しておくことで、計画的に楽しむことができます。
まず、圧倒的な人気を誇るのが「ズートピア: ホット・パースート」です。また、「トロン・ライトサイクル・パワーラン」もとても人気です。映画『トロン』をテーマにしたこのローラーコースターは、バイク型のライドにまたがって走行する独自のスタイルで、未来的な世界観とスピード感が高く評価されています。暗闇の中でライティング演出が光る設計は、他のディズニーパークでは味わえない体験です。
次に紹介するのは「カリブの海賊:バトル・フォー・サンケン・トレジャー」です。これは従来のカリブの海賊とはまったく異なり、360度の映像投影とボートのダイナミックな動きが融合した、映画の中に入り込んだような感覚を味わえる人気アトラクションです。
また、小さなお子様連れの方におすすめなのが「ハニーポット・スピン」や「セブン・ドワーフス・マイントレイン」です。これらはディズニー映画をテーマにしたファミリー向けアトラクションで、激しい動きが少ない分、幅広い年齢層で楽しめます。
さらに、「ロアリング・ラピッド」では、激流を下るラフティング体験ができます。こちらは水しぶきが激しく、夏場に人気が高まるアクティブなアトラクションです。
このように、上海ディズニーは最新技術と物語性を融合させたアトラクションが多く、ディズニーファンはもちろん、テーマパーク初心者でも楽しめる設計となっています。ただし、人気アトラクションは待ち時間が長くなることが多いため、スタンバイパスやDPA(ディズニー・プレミア・アクセス)を活用することで、よりスムーズな体験が可能になります。
上海ディズニーは汚いって本当?
「上海ディズニーは汚い」という声をネット上で見かけることがありますが、それが事実かどうかは視点によって異なります。少なくとも、施設の管理レベルや清掃体制自体は高水準で維持されているため、全体的に“汚れているテーマパーク”という印象を受けることは少ないでしょう。
このような印象が生まれる背景には、主に来場者のマナーのばらつきが影響しているようです。開園当初の2016年頃は、パーク内でのポイ捨てや順番抜かしといったトラブルがたびたび報道されていました。それにより、「上海ディズニー=マナーが悪い=汚い」というイメージが一部で定着してしまった面があります。
ただし、現在ではこうした状況は大きく改善されています。清掃スタッフの増員、警備体制の強化、そして入園時の荷物検査や注意喚起などが整備され、園内の環境は良好に保たれています。実際、清掃員が頻繁に巡回しているため、落ちているゴミを長時間目にすることはほとんどありません。
また、トイレやレストランの衛生状態についても、標準以上のクオリティが保たれています。これらの施設は、定期的な清掃とチェックが行われており、ディズニーらしい「清潔感のある空間」が意識されています。
一方で、混雑が激しい日には一部のエリアでゴミが一時的に溜まる場面があることも事実です。そのため、完全にクリーンな状態を求めるのであれば、混雑の少ない平日やオフシーズンを狙うのが良いでしょう。
このように言うと気になる点もあるかもしれませんが、総合的に見れば「汚い」という評価は過去のイメージに基づいたものであり、現在の実態とは大きく異なっています。

上海ディズニーの広さ・大きさで見る回り方のコツ
- 何日あれば楽しめる?
- 上海ディズニーの混雑予想【2025年版】
- スタンバイパス活用法
- DPAの値段と使い方
- 上海ディズニーの効率的な回り方のコツ
何日あれば楽しめる?
上海ディズニーランドを十分に楽しむためには、最低でも1日、できれば2日間の滞在を確保するのが理想です。その理由は、パークの広さとアトラクション数、そして混雑状況を考慮すると、1日だけではすべてを網羅するのが難しいためです。
上海ディズニーは他のパークと比べても敷地が広く、人気アトラクションの数も多いため、移動時間や待ち時間を含めると、1日ではかなりの強行軍になってしまいます。特に、「トロン」や「カリブの海賊」などの人気アトラクションは待ち時間が長くなる傾向があり、DPAやスタンバイパスを駆使しても、タイムロスは避けられません。
例えば、アーリーエントリーを活用して朝から夜までフルで回れば、主要なアトラクションをある程度体験することは可能です。ただし、その場合はかなりの体力が必要であり、ゆったりとパークの雰囲気を楽しむ余裕は少なくなります。
一方、2日あれば時間にゆとりが生まれ、ショーやキャラクターグリーティング、レストランでの食事なども含めてバランスよく楽しむことができます。特に、家族連れや初めて訪れる人にとっては、2日プランのほうが満足度は高くなるでしょう。
また、雨天や機材トラブルなど、当日の不測の事態を考えると、日数に余裕を持たせておくことには大きな意味があります。上海ディズニー周辺にはホテルも複数あり、2日連続で訪問することを前提にした宿泊プランも多数用意されています。
こうした背景から、単なる観光目的で1日訪れるのも可能ですが、パークの魅力を最大限に引き出すには、2日間の滞在を検討することをおすすめします。

上海ディズニーの混雑予想【2025年版】

2025年の上海ディズニーランドの混雑状況は、年間を通じて変動が激しくなることが予想されます。特に、中国国内の大型連休や学校の休みに合わせた混雑は避けがたく、旅行計画には十分な配慮が必要です。
まず最も混雑が見込まれるのが、「春節(旧正月)」や「国慶節(10月初旬)」の時期です。この期間は中国全土が休暇に入り、多くの家族連れや観光客がパークに集中します。また、2025年は春節が1月下旬に設定される見込みで、気候は寒いものの来場者数はピークに達することが予想されます。
さらに、夏休みシーズンである7月中旬〜8月下旬も例年混雑が続きます。暑さが厳しい時期ではありますが、学生の長期休みに加え、国外からの観光客も増えるため、待ち時間が大幅に伸びる傾向があります。
一方で、比較的空いている時期としては、1月中旬から春節前まで、または10月下旬から11月中旬が狙い目です。これらの時期は祝日と祝日の間にあたり、旅行需要が落ち着くため、人気アトラクションも待ち時間が短くなります。
なお、上海ディズニーは週末と平日で来場者数に大きな差が出るため、可能であれば平日訪問を優先しましょう。特に火曜〜木曜は空いている傾向があります。
今でもそうですが、天候や新アトラクションの導入、プロモーションの影響なども混雑に影響を与えます。2025年に関しては、アニバーサリーイベントなどの実施があれば、それに伴い特定の時期に人が集中することも考えられます。公式発表や現地の口コミ、混雑予想カレンダーを参考に、直前まで情報を収集することが賢明です。
スタンバイパス活用法
スタンバイパスは、上海ディズニーランドでの待ち時間を短縮し、効率よくアトラクションを回るために欠かせないシステムです。対象アトラクションに関しては、スタンバイパスを取得しないと並ぶことすらできない場合があるため、使い方をしっかり理解しておく必要があります。
これを活用するには、まず上海ディズニー公式アプリのダウンロードが必須です。アプリ内から対象アトラクションを選び、スタンバイパスを無料で取得できます。パスには時間帯が設定されており、その枠内に指定された入口へ向かうことで、通常よりも短い待ち時間で乗ることができます。
対象となるアトラクションは日によって異なりますが、人気の「トロン」や「カリブの海賊」などが含まれることが多いため、早めの取得がカギとなります。スタンバイパスは配布時間になるとすぐに埋まってしまうことが多く、午前中に出遅れると希望の時間帯が取れないことも珍しくありません。
こう考えると、パークに入園した直後、まずスタンバイパスの取得を最優先にすることが有効です。複数人で訪れている場合は、代表者がアプリを操作し、全員分を一括取得することも可能です。
また、スタンバイパスは1つ使い終えるまで次の予約ができないため、1日の行動計画にも影響します。そのため、使う順序やタイミングを工夫することで、よりスムーズにパークを回れるようになります。
ただし、スタンバイパスはあくまで「無料版の整理券」のようなもので、DPA(有料の優先パス)とは異なります。混雑日には両者を併用することで、より快適に過ごすことが可能になります。

筆者が上海ディズニーに行った時はアトラクションのスタンバイパスは発行されておらず、ショーのみスタンバイパスが発行されていました!
DPAの値段と使い方
DPA(ディズニー・プレミア・アクセス)は、上海ディズニーランドにおける有料の優先入場パスです。スタンバイパスとは異なり、DPAは購入が必要ですが、長い待ち時間を大幅に短縮できるため、時間を有効活用したい方には特におすすめの選択肢です。
DPAは公式アプリから購入可能で、1つのアトラクションに対して1回分のDPAを取得する「単品購入」と、複数アトラクションをセットにした「バンドルパス」があります。値段は時期や混雑度によって変動し、1アトラクションあたり120〜300元(約2,500〜6,000円)程度が目安です。特に人気アトラクションのDPAは高めに設定される傾向があります。
たとえば、「トロン」や「ソアリン・オーバー・ザ・ホライズン」などは、常に上位の価格帯にあり、休日や祝日には価格がさらに上昇することもあります。これは、DPAの需要が混雑度と直結しているためです。
DPAの購入方法は非常にシンプルで、アプリ上でアトラクションを選択し、希望時間帯を指定して支払いを完了するだけです。その後、指定の時間になればDPA専用レーンから入場でき、通常のスタンバイ列をスキップできます。
ただし、DPAは数量限定で、特に午前中に売り切れることが多いため、購入は早めが鉄則です。また、DPA対象アトラクションも日によって変わる可能性があるため、事前にリストを確認しておくと安心です。
こうした便利さがある一方で、1日あたり複数のDPAを購入するとコストがかさみます。そのため、予算や希望アトラクションの優先度を考慮して、賢く使い分けることがポイントとなります。
上海ディズニーの効率的な回り方のコツ
上海ディズニーランドを効率よく楽しむには、事前準備と当日の計画が非常に重要です。特に、広大な敷地と人気アトラクションの多さを考慮すると、無計画に歩き回るだけでは貴重な時間を浪費してしまう恐れがあります。
まず出発前に行っておきたいのが、公式アプリのインストールとアカウント登録です。アプリでは、リアルタイムの待ち時間、マップ、ショースケジュール、そしてスタンバイパスやDPAの取得など、すべての管理が可能です。
入園当日は、開園の30分〜1時間前には現地に到着しておくことが理想です。これは、開園直後の時間帯が最もアトラクションをスムーズに体験できる「ゴールデンタイム」であり、ここでの動きがその後の効率に大きく影響するためです。
また、アトラクションの回り方としては、「奥から手前へ」が基本です。多くの来場者が入口付近の人気施設に流れるため、あえて奥のエリアからスタートすることで、比較的空いた状態でアトラクションを体験できます。
このとき、スタンバイパスやDPAを活用することで、長時間並ばずに済むアトラクションを1つでも多く回ることができます。また、ショーの時間やレストランの予約も考慮してスケジューリングすると、より満足度の高い一日になります。
さらに、午後の時間帯にはパーク全体が混雑しやすくなるため、ここでは比較的空いているショップエリアやレストランで休憩を取るのも良い選択です。夕方以降には待ち時間が落ち着く傾向があるため、人気アトラクションの再チャレンジも可能になります。
このように考えると、「どこに行くか」ではなく「いつ、どの順で動くか」が鍵を握ります。初めての方であっても、事前にアプリで情報をチェックし、混雑パターンを想定したルートを組めば、効率的な1日を過ごすことができます。
総括:上海ディズニーの広さ・大きさについて
- 敷地面積は約91haで東京ディズニーリゾートの約1.8倍
- 世界で6番目に開業したディズニーパークである
- チケットは変動価格制で平日とピーク時で料金が異なる
- 年間パスには複数ランクがあり利用可能日や特典が違う
- アトラクションは最新技術とストーリーテリングが融合している
- ズートピアやトロンなど独自アトラクションが豊富
- ファミリー層向けのアトラクションも複数用意されている
- ラフティングなど体を動かすタイプの乗り物もある
- 開園当初はマナーの問題が話題になったが現在は改善されている
- 平日やオフシーズンは清掃も行き届いており快適に過ごせる
- 1日では回りきれないため2日間の滞在が望ましい
- 春節や国慶節は特に混雑するため避けるのが賢明
- スタンバイパスはアプリ経由で取得し事前に戦略を立てる必要がある
- DPAは有料で待ち時間短縮が可能だが早めの購入が必要
- 移動距離が長くなるため効率よく回るには事前計画が必須
