香港ディズニーのDPAの種類や値段、買い方・使い方など徹底解説

香港ディズニーのDPAの種類や値段、買い方・使い方など徹底解説
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香港ディズニーランドを訪れる際、よりスムーズで快適なパーク体験を叶える手段として注目されているのが「DPA(ディズニー・プレミア・アクセス)」です。人気アトラクションやショーへの待ち時間を短縮できるこのサービスですが、「DPAとは何か」「どのような使い方をするのか」といった基本情報から、「事前購入はいつから可能なのか」「当日でも買えるのか」など、初めて利用する方にとって気になる点が多く存在します。

特に、アナ雪の「ワールド・オブ・フローズン」エリアのアトラクションやリーナベルのグリーティング、そして夜の大人気ショー「モーメンタス」など、混雑しやすい施設を効率よく楽しみたい方にはDPAの利用が非常に便利です。一方で、希望のDPAが買えないケースや、すべてのゲストにとって本当に必要なのかどうか、という判断も重要になります。

この記事では、香港ディズニーのDPAの買い方や使い方、各パッケージの値段や対象施設などを、初めての方でもわかりやすくまとめています。

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記事のポイント
  • 香港ディズニー DPAの仕組みと基本的な使い方
  • 購入方法や事前購入のタイミング
  • 対象アトラクションやショーの内容と価格
  • DPAが不要なケースや買えないときの対処法

香港ディズニーのDPAの基本情報まとめ

この項目で扱う内容
  • DPAとは何か?仕組みを簡単解説
  • DPAの使い方と利用の流れ
  • 値段は?各パッケージの料金を紹介
  • 事前購入はいつからできる?
  • 当日でも購入できる?注意点を解説

DPAとは何か?仕組みを簡単解説

DPAとは何か?仕組みを簡単解説

香港ディズニーランドで導入されている「DPA」とは、「ディズニー・プレミア・アクセス(Disney Premier Access)」の略称で、有料の優先入場サービスのことです。かつて無料で提供されていた「ファストパス」の後継として導入され、対象のアトラクションやショーに、通常の待ち列よりも早く案内してもらえる仕組みです。

このDPAは、主に「時間をお金で買う」選択肢として利用されます。特に混雑するアトラクションに対しては、待ち時間を大幅に短縮できるため、効率よくパークを回りたい方や、限られた滞在時間で多くの体験をしたい方に適しています。また、香港ディズニーのDPAは、アトラクションだけでなく、ショーやグリーティングにも対応している点が特徴です。日本のDPAと比べて対応施設の幅が広いため、柔軟に楽しみ方を選べるというメリットがあります。

ただし、DPAは無料ではなく、事前に購入したうえでパーク入園も別途必要になります。さらに、DPAで入場できるのは1施設あたり1回のみとなっており、繰り返しの利用はできません。また、すべてのアトラクションが対象というわけではなく、施設によってはDPAが提供されていない場合もあるため、事前に対象施設を確認することが重要です。

このように、DPAは香港ディズニーを効率よく満喫したい方にとって心強いオプションですが、内容や制限をしっかりと理解しておく必要があります。

DPAの使い方と利用の流れ

DPAを活用するには、まず購入から利用までの一連の流れを押さえておくことが大切です。はじめに、DPAの購入方法としては、香港ディズニーの公式ウェブサイト、公式アプリ、または一部の旅行代理店やチケットサイトなどがあります。ただし、単品で購入できる「シングルDPA」は、パーク当日に公式アプリでのみ購入可能です。事前に複数アトラクションがセットになった「パッケージDPA」を購入したい場合は、前日までにウェブサイトなどでの購入が必要です。

購入後は、公式アプリの「MyDisneyプレミアアクセス」セクションにDPAの情報が反映されます。パークに入園した後、対象のアトラクションやショーの入口にある「PRIORITY ADMISSION(優先入場)」と書かれたゲートで、アプリ内のQRコードを提示することで、スムーズに入場できます。QRコードの提示場所はアトラクションの入口または乗車直前の場所など、施設によって異なるため、係員の案内に従って行動しましょう。

ここで注意したいのは、DPAの利用には有効なパーク入場券と入園予約が必須である点です。DPA単体ではパークには入れません。また、DPAで優先入場できるのは各対象施設1回のみであり、再利用や他人への譲渡もできません。購入後のキャンセルや変更も不可となっています。

このように、DPAの利用はとても簡単ですが、購入方法や使い方に関するルールをしっかり把握しておくことで、当日スムーズに楽しむことができます。

値段は?各パッケージの料金を紹介

値段は?各パッケージの料金を紹介

DPAにはいくつかのパッケージと単品のプランがあり、それぞれの内容と価格が異なります。最もスタンダードなプランは「DPA – 3つのアトラクション」で、価格はHK$219(約4,000円前後)からです。これは、5つの対象アトラクションの中から好きな3つを選び、それぞれ1回ずつ優先入場できるパッケージです。対象施設には「ビッグ・グリズリー・マウンテン」や「アントマン&ワスプ:ナノ・バトル!」などがあります。

より多くの体験を希望する方には、「DPA – 8つのアトラクション」がおすすめです。こちらはHK$499(約9,200前後)で、指定の8つすべてのアトラクションを1回ずつ優先的に楽しむことができます。アトラクションには「ハイパースペース・マウンテン」や「フローズン・エバー・アフター」など、人気のライドが含まれています。

さらに充実したプランとして、「DPA – 8つのアトラクション+モーメンタス&ショー2種」があります。こちらの価格はHK$749(約14,000円前後)で、上記8つのアトラクションに加え、ナイトショー「モーメンタス」、キャッスルショー「フォロー・ユア・ドリーム」、劇場ショー「ミッキー・アンド・ザ・ワンダラス・ブック」への優先入場が含まれています。

一方で、1施設ごとに購入できる「シングルDPA」も存在し、アトラクションによって価格がHK$99〜129(約2,000〜2,600円)と変動します。こちらは当日のアプリ限定販売であり、利用したい施設が少ない場合や、急な変更に対応したい場合に便利です。

価格は変動制であり、時期や混雑状況によって上昇する可能性もあります。また、パッケージプランは事前に購入することで少し割安になることがあるため、旅行前の購入を検討するとよいでしょう。どのプランが適しているかは、訪問時期や予定している滞在時間に応じて選ぶことが大切です。

※日によって値段が変動する可能性があります
詳細は公式サイトやアプリを参考にしてください!

事前購入はいつからできる?

事前購入はいつからできる?

香港ディズニーのDPA(ディズニー・プレミア・アクセス)は、訪問前に事前購入することが可能です。公式ウェブサイトや旅行代理店のチケットサイトを通じて、パーク来園日の約1ヶ月前から購入受付が始まる場合が一般的です。事前に購入できるDPAは、主に「3つのアトラクション」「8つのアトラクション」「モーメンタス+ショー付きパッケージ」といった、複数施設を含むパッケージ型です。

このようなパッケージDPAは、当日販売よりもやや安価に設定されていることが多く、特に混雑が予想される日や週末・祝日などは早めの購入が推奨されます。購入は香港ディズニーの公式サイト上で完結でき、支払い方法も多様に対応しています。

ただし、事前購入にはいくつか注意点があります。まず、購入後のキャンセルや変更はできません。そのため、予定が確定してから購入する必要があります。また、利用するには別途有効なパーク入場券と、入園日を指定した来園予約が必要です。DPAだけを購入しても入園はできないため、チケットと一緒に準備することが大切です。

特に「モーメンタス」や「ミッキー・アンド・ザ・ワンダラス・ブック」など、人気のショーが含まれているパッケージは売り切れることもあるため、可能であれば1週間以上前には購入を検討しておくと安心です。

当日でも購入できる?注意点を解説

DPAは当日でも購入できますが、いくつかの制限があります。まず、当日購入できるのは「シングルDPA」と呼ばれる、1つの施設に対しての優先入場権です。これらは香港ディズニー公式アプリを通じてのみ販売され、パーク入園後に購入可能となります。対象施設は日によって異なりますが、アトラクションだけでなく、グリーティング施設や一部ショーも含まれます。

当日の購入にはメリットもあります。混雑状況やその日の予定を見ながら、必要な分だけ柔軟に選べる点です。例えば、「アナ雪エリアだけは確実に体験したい」「リーナベルに会いたい」といった目的に応じて、その場で購入判断ができます。

一方で、当日購入には注意点も多く存在します。第一に、人気のあるDPAは午前中に完売してしまう可能性があります。特に週末や長期休暇のシーズンには、購入しようとしてもすでに在庫がないというケースが少なくありません。また、アプリが混雑する時間帯には動作が重くなることもあり、スムーズな操作が難しくなる場合もあります。

さらに、単品購入は割高になる傾向があります。アトラクション1つあたりHK$99〜129と、パッケージ購入よりもコストパフォーマンスが劣るため、複数施設を利用する予定がある方には向いていません。

このように、当日購入は便利な反面、売り切れや価格面のデメリットもあるため、あらかじめどの施設を利用したいのか計画を立てた上で判断することが重要です。

香港ディズニーのDPA活用ガイド

この項目で扱う内容
  • DPAは必要?利用を検討するポイント
  • モーメンタスを見るならDPAが便利
  • アナ雪エリアに対応しているDPA
  • リーナベルのグリーティングにも対応
  • DPAが買えないときの対処法

DPAは必要?利用を検討するポイント

DPAの必要性については、旅行スタイルや訪問時期によって意見が分かれます。混雑日であれば有効活用する価値がありますが、空いている日には不要と感じる場合もあるでしょう。つまり、すべてのゲストにとって必須というわけではありません。

例えば、香港ディズニーは日本のディズニーリゾートほど混雑していない日が多く、平日や閑散期であれば、待ち時間が10〜20分で済むアトラクションも少なくありません。このような日に訪れる場合、DPAなしでも十分に多くの施設を回ることが可能です。

一方で、「限られた時間内に人気アトラクションを確実に体験したい」「絶対にモーメンタスを最前列で見たい」といった強い希望がある方には、DPAは非常に役立ちます。特に、ショーやグリーティングに力を入れたい方や、小さな子ども連れで長時間の待機が難しい方には、快適なパーク体験を実現する手段となります。

また、旅行計画に柔軟性がない方にもDPAは有効です。滞在日数が少なく、1日ですべてを効率よく楽しみたい場合、時間のロスを最小限に抑えることができます。ただし、DPAを購入してもアトラクションが休止になっていた場合は他施設に変更できるものの、再入場や返金はできません。そのため、当日の運行状況や休止情報は事前に確認しておく必要があります。

このように考えると、DPAの必要性は「時間」「目的」「混雑状況」によって判断するのが最適です。決して安くはないサービスですが、使い方次第では満足度を大きく高めることができるでしょう。

モーメンタスを見るならDPAが便利

モーメンタスを見るならDPAが便利

香港ディズニーランドのナイトショー「モーメンタス」は、多くのゲストが訪れる日没後の目玉イベントの一つです。プロジェクションマッピング、噴水、ライトショー、花火が組み合わさった豪華な演出が特徴で、特に眠れる森の美女の城の前で繰り広げられる光と音の演出は圧巻です。このモーメンタスをストレスなく、ベストポジションで楽しむためには、DPA(ディズニー・プレミア・アクセス)の活用が非常に効果的です。

DPAの対象パッケージの中には、モーメンタスを優先観覧できるものが用意されています。指定エリアからの鑑賞となるため、場所取りのために早くから並ぶ必要がなく、混雑を避けて快適にショーを楽しむことができます。特に小さなお子さま連れや、長時間の立ち見が難しい方には大きなメリットです。

また、モーメンタスDPAの対象には、ショー2種(ミッキー・アンド・ザ・ワンダラス・ブック、フォロー・ユア・ドリーム)も含まれるパッケージがあり、1日のショープログラムを効率的に押さえることが可能です。ただし、人気の高いDPAパッケージであるため、直前になると売り切れてしまうこともあります。事前に購入しておくと安心です。

このように、モーメンタスを間近で、余裕を持って鑑賞したい方にとって、DPAは時間と空間の両面で大きな助けとなります。

アナ雪エリアに対応しているDPA

アナ雪エリアに対応しているDPA

香港ディズニーランドで注目を集めているのが「アナと雪の女王」をテーマにしたエリア「ワールド・オブ・フローズン」です。このエリアには、映画の世界観を忠実に再現したアトラクションやショップ、レストランが集結しており、ファンにとってはまさに夢のような空間です。

DPAが対応しているアナ雪エリアの代表的なアトラクションが「フローズン・エバー・アフター」です。このライドでは、アナとエルサの物語をボートに乗って体験できる幻想的な冒険が楽しめます。オラフやスヴェン、クリストフといったおなじみのキャラクターたちが登場し、映画の名シーンが次々と再現されることから、子どもから大人まで幅広く人気があります。

このアトラクションは、特に新エリアとしての話題性もあり、混雑することが多い傾向にあります。そこで、DPAを利用することで、長時間の待ち列を回避し、スムーズに体験することができます。アナ雪エリアの中でも一番人気と言えるこのライドは、時間効率を重視する方にとって、DPAを活用する価値が高い施設の一つです。

また、アナ雪のショーやグッズ販売施設はスタンバイパス対象になることもあるため、DPAだけでなくアプリの利用や当日の状況把握も忘れずに行っておくとより快適です。

リーナベルのグリーティングにも対応

リーナベルのグリーティングにも対応

ダッフィー&フレンズの中でも特に人気の高いキャラクター「リーナベル」は、香港ディズニーランドのグリーティング施設「ダッフィー&フレンズ・プレイハウス」で会うことができます。このグリーティング施設では、リーナベルをはじめ、ステラルーやシェリーメイなどのキャラクターと写真撮影やふれあいが楽しめます。

このプレイハウスもDPAの対象施設となっており、リーナベルに会いたいゲストにとっては非常に便利な選択肢です。特にリーナベルは登場する日も限られており、朝から長蛇の列ができることもあります。DPAを使えば、通常のスタンバイ列に並ぶことなく、指定の優先入場口からスムーズに案内されます。タイミングが合えば待ち時間ほぼゼロでリーナベルに会える可能性もあります。

ただし、グリーティング施設では日によって登場するキャラクターが異なるため、リーナベルが登場していない日もあります。事前にアプリや現地で確認することが大切です。また、DPAで利用できるのは1回限りであり、他のキャラクターに会い直すには通常の列に並び直す必要があります。

このように、確実にリーナベルとのグリーティングを狙う場合には、DPAの活用が効果的です。特に滞在時間が限られている旅行者にとっては、貴重な時間を有効に使える手段となるでしょう。

DPAが買えないときの対処法

DPAは数に限りがあるため、希望していたパッケージや単品DPAが購入できないこともあります。特に週末や祝日、大型連休中は事前購入の段階で売り切れてしまうことも少なくありません。また、当日販売のシングルDPAも、人気アトラクションでは午前中に完売するケースがあります。

このような場合に備えて、事前に対処法を知っておくと安心です。まず一つ目の方法は、「開園直後に目的の施設に並ぶ」ことです。特に人気のアトラクションやグリーティングは、朝イチで向かえば比較的待ち時間が短く済むことが多いです。アナ雪エリアの「フローズン・エバー・アフター」や、リーナベルのプレイハウスなども、朝のうちに訪れることで効率よく体験できる可能性があります。

次に、リアルタイムでアプリを活用することも重要です。香港ディズニーの公式アプリでは、アトラクションの待ち時間やスタンバイパスの有無が常に更新されています。スタンバイパスの配布がある施設については、早めの取得を心がけましょう。

また、現地でDPA対象施設の混雑状況を見ながら、柔軟に予定を変更することも有効です。どうしてもDPAを利用したい施設がある場合は、当日にこまめにアプリを確認して、キャンセル分が再販されていないかチェックするのも一つの手です。

そして最後に、DPAがなくても楽しめるアトラクションやショーも数多くあることを忘れないようにしましょう。全ての体験を詰め込もうとせず、混雑を避けつつ楽しむ工夫をすれば、DPAがなくても十分に満足のいく一日を過ごすことは可能です。

総括:香港ディズニーのDPAについて

  • 有料の優先入場サービスでファストパスの後継にあたる
  • アトラクション・ショー・グリーティングに幅広く対応している
  • 1施設につき1回限りの利用で再入場は不可
  • DPA単体では入園不可のためチケットと予約が必要
  • 購入は公式サイト・アプリ・一部代理店から可能
  • シングルDPAは当日のアプリ限定販売となる
  • パッケージDPAは事前購入ができ割安になる場合もある
  • アプリのQRコード提示で優先入場が可能になる
  • 価格はHK$99〜799で時期や混雑により変動する
  • パッケージにはアトラクションやショーを組み合わせた複数種類がある
  • 人気ショー「モーメンタス」はDPA指定エリアで快適に鑑賞できる
  • フローズン・エバー・アフターなどアナ雪エリアのライドにも対応
  • リーナベルのグリーティング施設もDPA対象に含まれる
  • 混雑日にはDPAが完売するため早めの購入が安心
  • DPAが買えない場合は開園直後やアプリ活用で対応できる
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