カリフォルニアディズニーのライトニングレーン徹底ガイド!

カリフォルニアディズニーを訪れる予定がある方の中には、「ライトニングレーンって何?」「ジーニープラスとの違いは?」と疑問を持って検索している方も多いのではないでしょうか。この記事では、カリフォルニアディズニーのライトニングレーンの使い方や買い方・予約方法、対象アトラクション、さらには値段や利用回数の制限についてまで、初めての方にもわかりやすく解説します。
ライトニングレーンとは、待ち時間を短縮して人気アトラクションを効率よく回れる便利なシステムです。ただし、すべてのアトラクションが対象ではなく、一部は対象外となっているため注意が必要です。また、どのパスを選ぶかによっても利用条件が異なるため、事前にしっかりと情報を把握しておくことが重要です。
この記事を読めば、カリフォルニアディズニーのライトニングレーンの基本から、具体的な利用方法、そして必要かどうかの判断ポイントまで網羅的に理解することができます。旅行をより快適に、そして無駄なく楽しむための一助となれば幸いです!
- ライトニングレーンの使い方や予約手順
- 各パスごとの対象アトラクションの違い
- 値段の目安や変動制の仕組み
- ジーニープラスとの違いや利用時の注意点
カリフォルニアディズニーのライトニングレーンとは
- ライトニングレーンの基本的な使い方
- 対象アトラクションを一覧で紹介
- 値段はどれくらい?変動制の料金とは
- ライトニングレーンの買い方と予約方法
- ジーニープラスとの違い
ライトニングレーンの基本的な使い方

ライトニングレーンは、通常よりも短い待ち時間で人気アトラクションに乗ることができる有料サービスです。ディズニーランド・リゾートのアプリを活用し、対象アトラクションの予約を行うことで、スムーズにアトラクションへ案内されます。
まず利用するには、ディズニー公式アプリにパークチケットを登録しておく必要があります。次に、パーク入園後、アプリから対象アトラクションを選び、ライトニングレーンの時間枠を確認して予約します。このとき、希望する時間を選べるわけではなく、表示されている枠から選ぶ仕組みです。予定に合わない時間帯であれば、少し時間を空けて再度チェックするのがよいでしょう。
予約が完了したら、指定された時間帯にアトラクションのライトニングレーン入り口へ向かいましょう。入り口にはスキャン用の機械が設置されており、アプリのバーコード、MagicBand+、もしくは入場チケットをかざすことで入場が可能です。予約時間の1時間の間に利用すれば問題ありません。
ただし、1つの予約が完了すると、次の予約を行うには「そのアトラクションを利用した後」または「2時間経過した後」のどちらか早い方のタイミングまで待つ必要があります。効率よくパークを回るためには、このタイミングの見極めも大切です。
また、利用にはいくつかの注意点もあります。例えば、アプリに接続できないと予約操作ができなかったり、混雑時には希望の時間帯がすぐに埋まってしまうこともあります。モバイルバッテリーを持参したり、入園前から使い方を確認しておくと、よりスムーズに活用できます。
このように、ライトニングレーンはアプリ操作に慣れていれば非常に便利な仕組みですが、使いこなすためには事前の準備とこまめなチェックが欠かせません。
対象アトラクションを一覧で紹介
カリフォルニアディズニーのライトニングレーンには、アトラクションごとに異なる対象区分があり、それぞれのパスによって利用できるアトラクションが異なります。ここでは、2025年時点で利用できる主要な対象アトラクションを、パークごとに分けて紹介します。
【ディズニーランド・パーク】マルチパス対象アトラクション

- オートピア
- ビッグサンダー・マウンテン
- バズ・ライトイヤー・アストロブラスター
- インディ・ジョーンズ・アドベンチャー
- マッターホーン・ボブスレー
- ミッキーとミニーのランナウェイ・レールウェイ
- スペース・マウンテン
- スター・ツアーズ:ザ・アドベンチャーズ・コンティニュー
- ロジャー・ラビットのカートゥーン・スピン
- ホーンテッドマンション
- ミレニアム・ファルコン:スマグラーズ・ラン
- ティアナのバイユー・アドベンチャー
- パイレーツ・オブ・カリビアン(一時的に対象)
【カリフォルニア・アドベンチャー・パーク】マルチパス対象アトラクション

- インクレディコースター
- グリズリー・リバー・ラン
- ソアリン・アラウンド・ザ・ワールド
- ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:ミッション・ブレイクアウト
- トイ・ストーリー・ミッドウェイ・マニア!
- ウェブ・スリンガーズ:スパイダーマン・アドベンチャー
- グーフィーのスカイ・スクール
- モンスターズ・インク:マイクとサリーのレスキュー
- リトル・マーメイド:アリエルのアンダーシー・アドベンチャー
【シングルパス専用アトラクション】(個別購入が必要)

- スター・ウォーズ:ライズ・オブ・ザ・レジスタンス(ディズニーランド・パーク)
- ラジエーター・スプリングス・レーサー(カリフォルニア・アドベンチャー・パーク)
なお、プレミアパスを購入すれば、マルチパスとシングルパス両方の対象アトラクションすべてを1日1回ずつ利用することができます。今後、対象アトラクションは変更になる可能性があるため、最新情報は公式アプリやサイトで確認しておくのが安心です。
対象アトラクションの最新情報は公式サイトで確認してください!
https://disneyland.disney.go.com/lightning-lane-passes/
値段はどれくらい?変動制の料金とは
ライトニングレーンの料金は、どのパスを選ぶか、いつ購入するか、さらには日付によっても異なる「変動制」が基本となっています。このため、事前に料金を把握しておくのが難しいという側面もありますが、ここではおおよその目安を解説します。
まず、**マルチパス(旧ジーニープラス)**の料金は、パークチケットと同時に購入する場合は1日あたり32ドルで固定です。一方で、パーク入園後にアプリから購入する場合は、混雑状況や日付によって価格が変動し、1人あたりおおむね36ドル前後になることが多いようです。割高になる傾向があるため、できるだけ事前にセット購入するのが得策です。
次に、シングルパスはアトラクションごとの個別購入型で、価格帯は1回につき約10~25ドル程度とされています。特に人気アトラクションに限定されているため、繁忙期は高めの料金設定になることが一般的です。このパスは、あくまで対象アトラクションに1回乗るためだけのパスであり、写真サービスなどの特典は含まれません。
そして、プレミアパスは非常に高額ですが、すべてのライトニングレーン対象アトラクションに時間指定なしでアクセスできる唯一のパスです。2024年末までは400ドルで固定でしたが、2025年以降は日によって300〜449ドルと変動します。高価格帯ではありますが、短時間で多くのアトラクションを制覇したい方には非常に便利な選択肢です。
このように、ライトニングレーンはそれぞれのパスによって価格や特徴が大きく異なります。予算と利用目的に応じて、最適なパスを選ぶことが重要です。購入後のキャンセル・返金は基本的に不可となっているため、計画的に検討してから決定するようにしましょう。
ライトニングレーンの買い方と予約方法

ライトニングレーンの購入や予約は、主にカリフォルニアディズニー公式アプリを通じて行います。どのパスを購入するか、またどのタイミングで購入するかによって手順が少し異なるため、あらかじめ確認しておくとスムーズです。
まず、ライトニングレーンには3種類のパスがあります。「マルチパス」「シングルパス」「プレミアパス」です。マルチパスは事前購入と当日購入の両方が可能で、シングルパスとプレミアパスは基本的に当日のパーク入園後に購入します。
マルチパスを事前に購入する場合は、チケット購入時に「オプション」として追加する形式になります。公式サイトやKlookなどの旅行予約サイトでは、日本語対応や割引もあり、海外旅行に不慣れな方でも安心して利用できます。事前購入すると、入園後すぐにアトラクション予約ができるため、効率よく回りたい方におすすめです。
一方、当日購入をする場合は、パークに入園後、公式アプリのトップメニューから「Lightning Lane」または「Multi Pass」を選択します。表示される画面から希望するパスの購入に進み、参加者(同行者)の選択、クレジットカード情報の入力、最終確認のステップを経て購入が完了します。
アトラクションの予約方法はとても簡単です。購入後、アプリ内で対象アトラクションの一覧が表示され、その中から希望のものを選びます。表示される時間帯を確認し、「予約」ボタンをタップするだけで完了です。自分や同行者の利用分もまとめて予約できます。
ただし、シングルパスは各アトラクションごとに別途購入が必要で、1アトラクションあたり1日1回のみ購入可能です。プレミアパスは、利用希望日の2日前の朝7時(現地時間)からアプリで購入可能になり、対象アトラクションはすべて時間指定なしで使えるという特徴があります。
このように、ライトニングレーンの購入・予約はスマホ操作が中心になります。渡航前にアプリをインストールし、アカウントやクレジットカード情報を設定しておくことで、当日の操作がスムーズに行えるでしょう。
ジーニープラスとの違い
「ジーニープラス(Genie+)」は、もともとカリフォルニアディズニーで提供されていた待ち時間短縮サービスの名称でしたが、2024年7月24日から「ライトニングレーン・マルチパス(Lightning Lane Multi Pass)」という新しい名称に変更されました。名称こそ変わりましたが、基本的な仕組みや利用方法に大きな違いはありません。
ジーニープラスは、アプリから当日のアトラクションを予約して優先的に乗ることができるというサービスで、多くの人がこの便利な仕組みを活用していました。一方、マルチパスへの移行により、名称が「ライトニングレーン」ブランドに統一され、より直感的に理解しやすくなったのが特徴です。
変更点としては、機能そのものではなく、UI(ユーザーインターフェース)の整理や表示名の変更といった面が中心です。たとえば、アプリ内では「マルチパス」としてアトラクション予約のセクションが新設され、旧ジーニープラス時代に混乱を招いていた「Genie」機能と「Genie+」機能の違いが明確になりました。
また、マルチパスにはフォトパス機能が引き続き含まれており、パーク内で撮影された写真を当日分ダウンロードできる特典が残っています。価格や利用制限もジーニープラス時代とほぼ同様で、1日1回アトラクションを利用でき、2時間ごとに次の予約が可能です。
ただし、注意したいのは、ディズニーワールド(フロリダ)ではジーニープラス終了後の仕様変更がカリフォルニアと異なっていることです。両パークの情報が混在しないように、必ず現地の仕様を確認することが大切です。
総じて言えば、ジーニープラスとライトニングレーン・マルチパスの違いは「名前と整理整頓」程度であり、使い勝手はほぼ同じです。今後はライトニングレーンの名前で統一されていくため、新しい名前に慣れておくと混乱を避けられます。
カリフォルニアディズニーのライトニングレーンの注意点
- ライトニングレーンは何回まで使える?
- 利用が必要かどうか判断するポイント
- 対象外のアトラクションに注意
- パスごとの利用ルールと制限を解説
ライトニングレーンは何回まで使える?

ライトニングレーンは便利なシステムですが、利用には1日あたりの「回数制限」があることを理解しておく必要があります。どのパスを使っているかによって回数制限の内容が異なるため、しっかりと把握しておきましょう。
まず、マルチパスの場合は、対象アトラクションごとに1日1回まで利用可能です。例えば、スペースマウンテンをマルチパスで利用した場合、その日は同じアトラクションを再度予約することはできません。他の対象アトラクションであれば順番に利用することができ、次の予約は前の予約から2時間後、またはライド終了後に解放されます。
シングルパスについては、個別の超人気アトラクション(スター・ウォーズ:ライズ・オブ・ザ・レジスタンス、ラジエーター・スプリングス・レーサーなど)に限定されており、各アトラクションごとに1人1日1回まで購入・利用可能です。異なるアトラクションであれば、それぞれ1回ずつ購入できますが、同じアトラクションに複数回は使えません。
そして、プレミアパスはこの制限を広くカバーしており、マルチパス・シングルパス両方の対象アトラクションを含め、1日1回ずつ、好きな時間にライトニングレーンを使うことができます。予約不要で各アトラクションのライトニングレーンに直接アクセスできるため、自由度の高さは抜群です。ただし、各アトラクションの利用は1日1回までに限られています。
ここで注意すべきなのは、どのパスを選んでも「同じアトラクションに1日2回以上ライトニングレーンを使うことはできない」という点です。どうしてももう一度乗りたい場合は、通常のスタンバイ列(待機列)に並ぶしかありません。
このように、ライトニングレーンの「何回まで使えるか」は、1アトラクション1回というルールが基本となります。事前に乗りたいアトラクションの優先順位を決め、無駄のない予約スケジュールを立てることが、パークを効率よく楽しむコツといえるでしょう。
利用が必要かどうか判断するポイント
ライトニングレーンの利用が本当に必要かどうかは、旅行のスタイルや同行者の年齢、訪問する時期などによって大きく変わってきます。むやみに購入するのではなく、自分たちのスケジュールや目的に合っているかをしっかり見極めることが大切です。
例えば、アトラクションをとにかくたくさん回りたい方や、限られた時間の中で効率的にパークを楽しみたい方にとっては、ライトニングレーンは非常に有効な手段です。混雑日であっても、スタンバイ列に長時間並ばずに済むため、1日で体験できるアトラクション数が大きく変わります。
一方、幼児や高齢の家族と一緒に訪れる場合、そもそも利用できるアトラクションの数が限られていることもあります。身長制限や刺激の強さなどの関係で、ライトニングレーンの対象となっている人気アトラクションをあまり利用しないようであれば、コストに見合わない可能性もあるでしょう。
また、訪問日が閑散期であれば、スタンバイ列でもさほど待たずに乗れるケースがあります。朝から入園して開園直後に人気アトラクションを狙えば、ライトニングレーンなしでも十分に満喫できることもあります。
このように考えると、「混雑予想日かどうか」「アトラクションをどれだけ重視するか」「同行者の年齢層や好み」といった要素が、利用判断の軸になります。パークをフル活用したい場合や、待ち時間のストレスを減らしたい場合には、事前にライトニングレーンの導入を検討しておくのが賢明です。
対象外のアトラクションに注意
ライトニングレーンは非常に便利なシステムですが、すべてのアトラクションが対象になっているわけではありません。この点を理解していないと、「せっかく購入したのに使えるアトラクションが少なかった」といったミスマッチが起きてしまう可能性があります。
まず大前提として、ライトニングレーンには「シングルパス」「マルチパス」「プレミアパス」の3種類があります。それぞれに対象アトラクションが決まっており、すべてのライドに使えるわけではありません。特にマルチパスを利用する場合、対象から外れている超人気アトラクションには注意が必要です。
たとえば、スター・ウォーズ:ライズ・オブ・ザ・レジスタンスやラジエーター・スプリングス・レーサーなどは、マルチパスでは利用できません。これらはシングルパスやプレミアパスでしかライトニングレーンを利用できないため、乗りたいアトラクションがどのパスに対応しているか事前に確認することが不可欠です。
さらに、日によっては一部のアトラクションがメンテナンスやシステム調整などで一時的に利用停止となる場合もあります。このような場合、アプリ上で最新の運営情報が表示されますが、現地で初めて知ってがっかりしないよう、当日の状況をこまめにチェックしておくと安心です。
これを踏まえて、事前に公式アプリや公式サイトで「どのアトラクションがどのパスに対応しているか」を調べ、自分の行きたいライドが対象内であることを確認することが、後悔しないライトニングレーン活用の第一歩です。
パスごとの利用ルールと制限を解説
ライトニングレーンは3つの種類のパスが提供されていますが、それぞれ利用方法や制限が異なります。混同しやすいポイントなので、ここではパスごとのルールをわかりやすく解説します。
まず「ライトニングレーン・マルチパス」は、複数の対象アトラクションに1日1回ずつ、優先レーンで乗ることができるパスです。利用するには、まずアプリ上で希望アトラクションと時間帯を予約し、ライド後または2時間経過後に次の予約が可能になります。同時に複数の予約は基本できませんが、うまく活用すれば1日で多くのアトラクションを回ることができます。
次に「ライトニングレーン・シングルパス」は、非常に人気が高く、マルチパスではカバーされないアトラクションにのみ使用できるチケットです。これも1アトラクションにつき1日1回まで購入可能で、利用時間は購入時に指定された枠に限られます。購入後のキャンセルや返金はできないため、時間帯の選定は慎重に行う必要があります。
最後に「ライトニングレーン・プレミアパス」は、最も高額なパスですが、マルチパスとシングルパスの対象アトラクションすべてに、予約不要で優先入場が可能です。各アトラクションにつき1日1回のみの利用とはいえ、自由なタイミングで利用できるため、非常に高い柔軟性を持っています。また、フォトパスやフォトレンズなどの特典も付帯しており、総合的な満足度も高いサービスです。
どのパスにも共通しているのは「同じアトラクションを1日に複数回利用できないこと」と「利用者のパークチケットとアプリが連携している必要があること」です。これらの制限を理解した上で、自分のスタイルに合ったパスを選ぶことが、ディズニーを最大限に楽しむためのカギとなります。
総括:カリフォルニアディズニーのライトニングレーンとは
- ライトニングレーンは待ち時間を短縮できる有料サービス
- 公式アプリからアトラクション予約を行う仕組み
- アプリ操作には事前にパークチケットの登録が必要
- 予約時間は選択制ではなく提示枠から選ぶ形式
- 利用時はバーコードやMagicBand+で入場可能
- 1回の予約後はアトラクション利用後か2時間後に次が可能
- マルチパスは複数アトラクションに1日1回ずつ使える
- シングルパスは人気アトラクションに個別購入で対応
- プレミアパスはすべての対象に時間指定なしで利用可能
- マルチパスは事前購入と当日購入で価格や操作が異なる
- シングルパスは1アトラクション1回まで購入可能
- プレミアパスは高額だが柔軟性が高く特典も豊富
- ジーニープラスはマルチパスに名称変更された旧サービス
- 利用可否の判断には混雑予想や同行者の条件が重要
- 一部アトラクションは対象外のため事前確認が必須

